変動?固定?住宅ローンの選び方
住宅ローンの選び方

一般的に無理のない返済額は手取りの3分の1程度とされています。
ただし実際には同じ年収でも、家族構成、年齢、生活スタイルなどで住宅ローンに割り振れる金額は異なるものです。
より具体的な目安は次のとおり。
①住宅費以外の支出
②税金などの年間の住宅維持費
③教育費などの将来に向けて必要な貯蓄
の3つを合計します。
それを年間の手取り額から引いて12等分します。
それが月々のローン返済に使える金額です。


ローン

今は変動金利が下がっていますが、先が読みにくい時代ですよね^^;
数年前にはアベノミクス効果で金利上昇の流れが見え、固定型が増えました。
全期間固定金利型の住宅ローン【フラット35】には、基準を満たすと、
一定期間は金利が引き下げられる【フラット35】Sという制度があります。
【フラット35】は返済期間が20年以下の場合は金利が低くなります。
2015年5月の最低金利(融資比率9割以下)は1.23%であり、
金利の引き下げ幅は2015年2月から0.6%に拡大されたので、
【フラット35】Sなら当初は0.63%と都市銀行の変動金利(半年型)よりむしろ低い水準になっています。
あとはローンの種類に関わらず、税金面で用意されたローン控除などの特典を積極的に活用するのが賢い使いかたです。
またローンは退職時までに完済できるよう、繰上げ返済など積極的に活用するのも大切です^^